名取一彦
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名取 一彦(なとり かずひこ、1963年5月10日 - )は日本の医学者(血液学)。博士 (医学)。特に悪性リンパ腫及び血液疾患に関連した感染症を中心とした臨床研究及び医療問題、朝鮮半島問題をはじめ現代の世相に関して保守派の立場から幅広い評論活動を繰り広げている。
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[編集] 来 歴
神奈川県生まれ。1987年3月東京薬科大学薬学部衛生薬学科卒業。1995年東邦大学医学部卒業。同年4月第89回医師国家試験合格 (医籍登録第375273号)。同年5月より1997年5月まで同大学内科学第一講座にて臨床研修。同年6月国立国際医療センター血液内科レジデント。1998年6月同大学内科学第一講座研究生。2003年4月同大学内科学講座(大森)血液・腫瘍科研究生・同医局長。同年9月日本内科学会認定医。2004年4月同大学内科学講座(大森)血液・腫瘍科助手(病院)。2005年9月博士 (医学)(東邦大学)。
[編集] 主な発表論文
- 『多発性骨髄腫の治療中に発症した治療関連白血病の4例』(癌と化学療法 34巻1号 2007)
- 『Prognostic significance of the serum phosphorus level and its relationship with other prognostic factors in multiple myeloma』(Ann Hematol. 2006 Jul;85-7)
- 『原発不明腺癌に対するpaclitaxelとcarboplatinの併用化学療法』(日本化学療法学会雑誌 54巻6号 2006)
- 『十二指腸悪性リンパ腫の1例』(Progress of Digestive Endoscopy 68巻2号 2006)
- 『肺癌増悪時に特発性血小板減少性紫斑病を発症した1例』(肺癌 46巻2号 2006)
- 『癌薬物療法の現状とその展望 造血器悪性腫瘍』(日本化学療法学会雑誌 54巻3号 2006)
- 『Upshaw-Schulman症候群 妊娠時の仮面を被った血小板減少症』(日本産婦人科・新生児血液学会誌 5巻2号 2006)
- 『急性骨髄性白血病寛解導入療法中フルコナゾール投与によりQT延長を認めtorasades de pointesを呈した1例』(日本化学療法学会雑誌 53巻7号 2005)
- 『造血器悪性腫瘍と上部消化管悪性腫瘍を合併した重複癌の臨床的検討』(東邦医学会雑誌 52巻2号2005)
- 『十二指腸乳頭部癌と回盲部悪性リンパ腫からなる同時性重複癌の1例』(癌の臨床 51巻6号2005)
- 『悪性リンパ腫・胃癌の衝突した同時性重複癌の1例』(癌の臨床 51巻5号2005)
- 『エビデンスに基づいた癌化学療法 消化管悪性リンパ腫』(外科 67巻4号 2005)
- 『高齢者多発性骨髄腫における予後因子の検討 血清Ca値について』(老年者造血器疾患研究会会誌 13巻1号 2004)
- 『Prognostic factors in elderly multiple myeloma patients aged 65 years or older: Comparison with nonelderly patients with multiple myeloma』(Geriatrics & Gerontology International 4巻4号 2004)
- 『生体腎移植後骨髄異形成症候群(MDS)を発症した1例』(腎移植・血管外科 15巻1号 2003)
- 『 Ara-C大量療法を含む強化療法後,腸管穿孔,小腸血栓症をきたした急性骨髄性白血病の1例』(癌の臨床 49巻8号 2003)
- 『基底核に腫瘤を形成した転移性中枢神経系悪性リンパ腫 定位手術的照射(stereotactic radiosurgery)が著効した1例』(脳と神経 55巻3号 2003)
- 『VP-16少量経口持続投与法が奏効した高齢者甲状腺原発性非ホジキンリンパ腫の1例』(老年者造血器疾患研究会会誌 8巻1号 1999)