名古屋観光ホテル
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名古屋観光ホテル(なごやかんこうホテル)は、松坂屋を中核に伊藤銀行(今日の三菱東京UFJ銀行)等を抱える伊藤財閥当主の伊藤次郎佐衛門が中心となって設立した名古屋では最古のシティホテルである。
[編集] 概要
名古屋の古くからの都心である広小路伏見交差点に近い一等地にあり、皇族等の宿泊先にも選ばれる名古屋では屈指の名門ホテル。 かつては名古屋城西隣に毎日新聞グループが開設したホテルナゴヤキャッスルと共に名古屋の最高級ホテルとして地元政財界の強い支持を受け長く君臨していた。 しかし、1980年代以降の名古屋東急ホテル、名古屋ヒルトンインターナショナルなどの外部資本の高級ホテル進出を受けて近年低迷が続き、興和が90%以上の株式を買収して傘下におさめ、客室の改装など再建を推し進めている。