味の招待席
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『味の招待席』(あじのしょうたいせき)は関西ローカルで、1980年11月 - 1992年3月まで、月曜日 - 金曜日の21:54~22:00に(JST、米朝本人曰く、3分程度の番組であった)、ABCテレビで放送されていた帯のミニ番組である。出演は、落語家で人間国宝の桂米朝である。(米朝が病気で休んだ際は桂小文枝(後の五代目桂文枝)が代わりに出演した。)スポンサーは、サントリーの1社提供であった。
内容は、関西にある食べ物の名店を、1件紹介しつつ、そのVTRを見ながら、米朝の語りだけで、料理の作り方などを伝えるというシンプルな番組であった。実際に食べて内容を伝えているわけではなかったので、そのとき放送された料理そのものについては「おいしい」とか「うまい」というフレーズを一切用いなかったという。(「この時期の鱧はおいしい」とか「この時期のいわしは結構なもので」ということは言ったが、と米朝自身が後に述べている。)米朝は毎回タキシードを着て出演していた。
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