喜志駅
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喜志駅(きしえき)は、大阪府富田林市喜志町にある近畿日本鉄道長野線の駅。
富田林市内の駅では最も利用客が多い(富田林市の金剛ニュータウン住民が主に利用している南海高野線金剛駅は大阪狭山市の駅である)。
大阪芸術大学、太成学院大学、上宮太子中学校・高等学校などの学校の最寄り駅であり、朝夕はこれらの学校のバスが駅前に発着する。これに加えて前述の阪南ネオポリスからの路線バスも発着する。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線の地上駅で、駅舎は地下にある。地下化される前は2面3線であった。
- 富田林・河内長野方面
- 古市・南大阪線直通大阪阿部野橋方面
[編集] 駅周辺
少し離れた地域は住宅街が広がっている。
[編集] バス
- 東口発
- 太子線 上ノ太子・太子回り・葉室回り循環
- 阪南線 阪南ネオポリス
他にスクールバスも発着する。
近鉄バス
- 東口発
- 86番 古市駅筋 行(土曜日1便のみ)
- 西口発
- 96番 さつき野センター北 行(梅の里住宅西経由)
[編集] 歴史
- 1898年(明治31年)4月14日 河陽鉄道古市~富田林間開通時に太子口喜志駅として開業。
- 1899年(明治32年)5月10日 河南鉄道が河陽鉄道の路線を継承。
- 1919年(大正8年)3月8日 大阪鉄道に社名変更。
- 1933年(昭和8年)4月1日 現駅名に改称。
- 1943年(昭和18年)2月1日 関西急行鉄道が大阪鉄道を合併。
- 1944年(昭和19年)6月1日 戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併。近畿日本鉄道長野線の駅となる。
- 1957年(昭和32年)10月18日 古市~喜志間複線化。
- 1987年(昭和62年)10月25日 喜志~富田林間複線化。
- 2004年(平成16年)3月 南阪奈道路開通により交差部分になる箇所の高架化を実施。