国道14号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国道14号(こくどう14ごう)は、東京都中央区から千葉県千葉市へ至る一般国道である。
東京都江戸川区から千葉市までは千葉街道(現道)と京葉道路(バイパス)の2路線が並行して存在している。現道の千葉駅付近では250mほどの区間が一方通行となっている。
目次 |
[編集] 概要
- 陸上距離:39.7km
- 起点:東京都中央区(日本橋=国道1号、国道4号、国道6号、国道15号、国道17号、国道20号起点)
- 終点:千葉県千葉市中央区(「広小路交差点」=国道51号起点、国道126号交点)
- 重要な経過地:東京都墨田区(江東橋四丁目)、同都江東区(亀戸五丁目)、同都江戸川区(松島一丁目)、市川市(平田二丁目、大和田二丁目)、船橋市(本町二丁目、湊町二丁目)、習志野市(津田沼六丁目、袖ケ浦二丁目)
- 指定区間:東京都中央区日本橋(起点)~千葉県千葉市中央区登戸一丁目十九番九(「登戸」=国道357号交点)。但し、以下の区間を除く。
[編集] 歴史
船橋で成田街道から分かれ、千葉、木更津を経由して安房に至る江戸湾(東京湾)沿いの街道は、房総往還、千葉街道などと呼ばれてきた。明治時代になり、東京~千葉間を「千葉街道」、千葉~館山間を「房総街道」と呼んだり、東京~千葉間についても房総街道と呼んだりしていた。
1885年(明治18年)の内務省告示第6号「國道表」では、東京~千葉間の千葉街道が国道13号「東京より千葉県に達する路線」となり、1920年(大正9年)施行の旧道路法に基づく路線認定では、国道7号「東京市より千葉県庁所在地に達する路線」となった。1952年(昭和27年)12月4日、新道路法に基づく路線指定で一級国道14号となり、1965年4月1日、道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道14号となった。
[編集] 通過市町村
[編集] 重複区間
- 東京都中央区日本橋~東京都中央区日本橋宝町:国道17号
- 東京都中央区日本橋~東京都中央区日本橋本町「本町三丁目」:国道4号
- 東京都中央区日本橋~東京都中央区日本橋馬喰町「浅草橋」:国道6号
- 千葉県千葉市美浜区真砂~千葉県千葉市中央区登戸「登戸」:国道357号
[編集] 接続路線
(江戸川区~千葉市間は京葉道路を除く。)
- 東京都
- 千葉県