国鉄クモヤ22形電車
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クモヤ22形は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した旧形電車である。
車体長17m級の事業用制御電動車に与えられた形式で、18両が1960年(昭和35年)から1970年(昭和45年)にかけてモハ10形、クモハ11形およびクモニ13形の改造または改番により本形式に編入された。
最初の2両がコンテナ輸送試験車であったのに対し、残りの16両は牽引車であった。区分は次のとおり。
- クモヤ22000,22001 - 1960年にクモハ11形200番台の改造により製作されたコンテナ輸送試験車。詳細は国鉄31系電車#コンテナ輸送試験車への改造を参照。
- クモヤ22100 - 1962年(昭和37年)にクモハ11形100番台の改造により製作された牽引車。詳細は国鉄30系電車#牽引車への改造を参照。
- クモヤ22110~22118 - 1963年(昭和38年)から1966年(昭和41年)にかけてにモハ10形の改造により製作された牽引車。詳細は国鉄30系電車#牽引車への改造を参照。
- クモヤ22150~22152 - 1961年(昭和36年)および1963年にクモハ11形400番台の改造により製作された牽引車。詳細は国鉄50系電車#牽引車への改造を参照。
- クモヤ22201~22202 - 牽引車として使用されていたクモニ13形を1970年に改番したもの。詳細は国鉄50系電車#牽引車への改造を参照。