土屋夏彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

土屋夏彦（つちやなつひこ 1957年 - ）は、東京都中野区生まれ、吉祥寺育ちのSo-netポータル事業部門部門長・エグゼクティブプロデューサー。

[編集] 略歴

中学時代に同級生でもある本多俊之（音楽家）と出会い、ジャズの道にはまり、バイオリンはピアノやオルガンといったキーボードに変化していった。
シンセサイザーへの憧れから上智大学理工学部電気電子工学科に入学し、当時はまだめずらしい「マイコン」を制作しての回路解析など、今で言うハードとソフトを一人で作る傍ら、ビッグバンドやロックバンドのキーボード演奏に明け暮れる。
1980年、5000分の1という難関をコネで突破してニッポン放送に入社。入社は技術系であったらしいが、直ぐに非凡な才能を発揮してアッという間に制作畑に転進。
- ディレクター、プロデューサーとして、数多くの番組企画制作、メディアミックス企画、イベント企画を担当。「10回クイズ」「ヒランヤ」「究極の選択」といったラジオ発のヒット企画も数多く生み出すことができました。結婚式は、タモリが司会をしてくれたらしい。
- 特に1995年からは「ゲルゲットショッキングセンター」という有名人が持ち込む私物、お勧めの品をラジオでリアルタイムでゲットできる番組をスタート。「井手コウジ」という当時ブランニューモンキーズというテレビ朝日のエビス温泉から出た新人ラッパーを起用し10時から深夜1時の3時間を制す人気番組となる。
2002年春、ソニー・コミュニケーションネットワーク→元ソネットエンターテインメント株式会社に転身し、新キャラクター開発や韓流ブームの火付け役を演じるなど現在でも「なワケ!」と言いながら元気に働いている。