地球33番地
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地球33番地(ちきゅうさんじゅうさんばんち)は、高知県高知市弥生町にある東経133度33分33秒・北緯33度33分33秒の地点を指す愛称。
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[編集] 概要
- 高知市街を東流する江ノ口川のほぼ中央に位置。金属製のシンボル塔が立ち、北岸からの木製通路を渡ってたどり着ける。また南岸には石造のモニュメントがある。
- このように経緯度の数字が並ぶ地点は海の中や砂漠などに位置することが多く、川の中とは言え、都市部にあることは世界的にも極めて珍しいとされる。
- 1962年(昭和37年) 高知ロータリークラブの提唱により設置された。
- 1993年(平成5年) 「正確な地点はどこ?」という声に、高知県が江ノ口川の中にモニュメントを建てた。この当時はまだ、世界測地系ではなく日本測地系として測量されていた。
- 2002年(平成14年) 緯度経度の測量基準がこれまでの日本測地系から世界測地系へ移行され、それに伴い正確な地点は現地点より南東側へ約450mずれた昭和小学校近くの民家付近となった。
[編集] 交通アクセス
土佐電気鉄道後免線 宝永町電停または知寄町一丁目電停から北へ400m。モニュメントは知寄町一丁目電停から真北の地点にあるが、川の中にあるシンボル塔への通路は北岸からのみ出ており、シンボル塔へ行くには一度西側の一文橋へ回り込む必要がある。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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