塩化マグネシウム
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塩化マグネシウム | |
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IUPAC名 | |
別名 | |
組成式 | MgCl2 |
式量 | 95.211 g/mol |
形状 | 無色固体 |
結晶構造 | |
CAS登録番号 | [7786-30-3](無水物) [7791-18-6](6水和物) |
密度と相 | 2.325 g/cm3, (無水物、固体) |
水への溶解度 | g/100 mL ( ℃) |
融点 | 714 ℃(20 ℃) |
沸点 | 1412 ℃ |
出典 |
塩化マグネシウム(えんか—、magnesium chloride)は無機化合物の一種で、化学式 MgCl2•6H2O、6水和物は式量 203.3022 の白色結晶である。にがりの主成分のひとつ。
通常6水和物として存在する。潮解性があり、水にきわめて溶けやすい。水溶液はにがりと呼ばれる。飲み過ぎると下痢になる。比重は、無水物は2.325 g/cm3、6水和物は 1.569 g/cm3。
塩酸にマグネシウムを加えると、水素を出しながら溶けるが、そのときに塩化マグネシウムが生成する。その過程を化学式で表すと
- Mg + 2HCl → MgCl2 + H2↑
となる。
[編集] 用途
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