境澤賢一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

境澤賢一（さかいざわけんいち、1983年 4月11日 - ）は、さいたま市南区出身の大相撲力士。尾上部屋所属（入門当時は三保ヶ関部屋）。身長187cm、体重165kg。血液型はA型。最高位は西幕下2枚目（2007年3月場所）

[編集] 来歴

鳥取城北高等学校を卒業後、日本大学経済学部に入学した。同期には学生横綱の下田圭将らがいる。

2006年 3月に初土俵を踏み、一番出世を果たした。翌5月場所で序ノ口では7戦全勝で序ノ口優勝を飾り、翌7月場所の序二段でも7戦全勝であったが、松谷裕也に敗れ連続優勝を逃した。翌9月場所の三段目でも6勝1敗でここでも1場所で昇進を果たした。翌11月場所では幕下で6勝1敗、2007年1月場所では西幕下19枚目で7戦全勝で優勝を果たした。さらに3月場所では西幕下2枚目で5勝2敗の成績を残し、新十両に昇進すると見られたが、事実上の入れ替え戦の7番相撲で玉力道戦に敗れ、西十両11枚目で6勝9敗の旭南海との勝敗の比較で見劣ると審判部に判断され十両昇進はならなかった。（このケースは以前なら昇進して当然の状況であり、2006年5月で全勝優勝の下田の十両昇進見送りや2006年11月場所で同部屋の白石（現白乃波）が東幕下4枚目で勝ち越したのに十両昇進見送りなど放駒審判部長(日大中退)の日大出身者に対する冷遇と見る向きもある。ちなみに東2枚目で同成績の若ノ鵬は十両に昇進した。この場所の番付が若ノ鵬より下の西2枚目となったこと自体にも批判がある。）