壱岐交通
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壱岐交通(いきこうつう)は、長崎県の壱岐島島内で乗合バス事業および貸切バス事業を行うバス事業者。
会社設立は1919年12月27日。本社所在地は壱岐市郷ノ浦町東触575番地2号。昭和自動車の系列下に属している。
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[編集] 乗合バス
壱岐島(壱岐本島)の中心部である島の南西部の旧郷ノ浦町中心部にある郷ノ浦本町バスターミナルを中心として、島内各地域に乗合バス路線を持つ。郷ノ浦と島外との交通の拠点となる郷ノ浦港、印通寺港、芦辺港、壱岐空港の間では、船舶や航空機の発着時刻にあわせて路線バスを運行している。
[編集] 定期観光バス
郷ノ浦を午前中に出発し、壱岐島内各地を回り、昼間に郷ノ浦に戻って昼食とし、午後に再び島内を回り、夕方に郷ノ浦に戻るコースが1本運行されている。
[編集] 貸切バス
貸切兼用仕様の一般路線車を使用するが、貸切専用車の導入も進められている(詳細は後述)。
[編集] 車両
メーカーは三菱ふそうおよび日野自動車が選択されている。車種としては三菱エアロスター・ニューエアロスター、同エアロミディ(いずれも純正ボディ)、日野ブルーリボン(西工ボディ)、同レインボー小型などである。
かつては1ドアで座席がハイバックシートとなっている貸切・一般路線兼用仕様の大型車が導入されていたが、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律(交通バリアフリー法)が施行されたことで貸切路線兼用車両の製造が難しくなったことから、現在は一般路線専用の中型の新車と中古車の貸切専用車を導入している。
[編集] 関連事業・子会社など
壱岐島内でホテル事業を行っている。子会社の壱岐交通タクシーは島内でタクシー事業、レンタカー事業を行っている。
[編集] 外部リンク
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