大分交通宇佐参宮線
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宇佐参宮線(うささんぐうせん)は、大分県豊後高田市の豊後高田駅から日豊本線の宇佐駅を経て、宇佐神宮のある宇佐八幡駅までを結んでいた大分交通の鉄道路線。
元々、日豊本線から宇佐神宮へのアクセス路線として建設され、大分交通の経営するバス路線と競合するため廃止された。東方面へ更に延伸し、国東線と共に国東半島一周鉄道を形成する計画もあったが、実現には至っていない。
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[編集] 路線データ
1965年3月当時
[編集] 運行概要
- 運行本数:豊後高田~宇佐八幡間10往復半(他、宇佐八幡~宇佐間上り区間列車が1本存在)
- 所要時間:豊後高田~宇佐間11分、宇佐~宇佐八幡間12~13分
[編集] 沿革
- 1914年(大正3年)3月25日 宇佐参宮鉄道設立
- 1916年(大正5年)3月1日 全線開業
- 1945年(昭和20年)4月20日 交通統制により、県下の鉄道・バス会社と共に大分交通へ統合
- 1965年(昭和40年)8月21日 全線廃止
[編集] 駅一覧
1965年8月当時
- 豊後高田駅 - 封戸駅 - 宇佐駅 - 橋津駅 - 宇佐高校前駅 - 宇佐八幡駅
[編集] 接続路線
- 宇佐駅:日豊本線
[編集] 関連項目
- 廃線
- 国鉄10形蒸気機関車 - 本路線で使用された国鉄払下げの蒸気機関車。26の1両が在籍し、現在は宇佐神宮境内に保存されている。
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