大岡虎雄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
大岡 虎雄（おおおか とらお、 1912年3月28日 - 1975年8月23日）は、福岡県出身のプロ野球選手。ポジションは一塁手。右投げ右打ち。
目次 |
[編集] 来歴・人物
豊国中学（現豊国学園高）を経て、社会人野球の強豪・八幡製鉄で四番打者として、八幡の虎の異名をとる。1931年の日米野球で、下関長府球場での試合に出場し、フレンチ投手から2本の本塁打をはなった。
戦前に東京巨人軍にスカウトされたが、八幡製鉄に残留した。
1949年に大映スターズに助監督兼選手として入団。普通の選手なら引退を考えるような年齢である37歳での入団ではあったが、1.2キロのバットで26本の本塁打を放ち111打点を稼いだ。
1950年に松竹ロビンスに移籍。岩本義行・小鶴誠とのクリーンナップトリオで水爆打線と呼ばれた強力打線を形成し、34本の本塁打・109打点の好成績でチームのセ・リーグの初代チャンピオンに貢献した。
[編集] 年度別成績
- 成績中の太字はそのシーズンのリーグ最高記録。
| 年度 | チーム | 試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 塁打 | 打点 | 盗塁 | 盗塁死 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1949 | 大映 | 121 | 470 | 68 | 128 | 26 | 1 | 26 | 234 | 111 | 3 | 2 | 0 | - | 47 | 2 | 84 | - | .272 | 36 |
| 1950 | 松竹 | 135 | 552 | 86 | 155 | 18 | 1 | 34 | 277 | 109 | 6 | 3 | 0 | - | 53 | 2 | 78 | 19 | .281 | 25 |
| 1951 | 19 | 66 | 6 | 16 | 5 | 0 | 1 | 24 | 10 | 0 | 1 | 0 | - | 9 | 0 | 14 | 1 | .242 | - | |
| 通算 | 275 | 1088 | 160 | 299 | 49 | 2 | 61 | 535 | 230 | 9 | 6 | 0 | - | 109 | 4 | 176 | 20 | .275 | - | |
[編集] 背番号
- 4（1949年）大映スターズ
- 11（1950年-1951年）松竹ロビンス
[編集] 関連項目
カテゴリ: 日本の野球選手 | 大映ユニオンズ及びその前身球団の選手 | 松竹ロビンス及びその前身球団の選手 | 福岡県出身の人物 | 1912年生 | 1975年没
