大橋宗与 (3代)
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三代大橋宗与(さんだいおおはしそうよ、1648年(慶安元年)-1728年5月13日(享保13年4月5日))は将棋指し、6世名人。大橋分家。初代大橋宗桂のひ孫。大橋分家初めての名人。
1659年(万治2年)に家を継ぐ。しかし、環境の差か、5代宗桂や、2代宗印に圧倒されていた。名人位も、20歳以上年下の宗印が襲位するが、宗印が先に逝ってしまう。そのため、1723年(享保8年)に、76歳という最高齢で名人襲位。しかしこれは、若い宗看が育つまでのいわゆる中継ぎだったと言われる。77歳での御城将棋に出たもの、最年長記録。
彼の献上図式は、上記のため用意されておらず、急いで創られた、通称「将棋養真図式」は、不完全作が多く、後世では不評である。
[編集] 外部リンク
- 詰将棋博物館-「将棋養真図式」がJAVAアプレットで鑑賞できる。
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