大輝煌正人
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大輝煌 正人(だいきこう まさと、1967年9月15日-)は和歌山県御坊市出身の元大相撲力士。武蔵川部屋所属。本名は林 正人(はやし まさと)。身長186cm、体重171kg。最高位は東前頭15枚目(1991年1月場所)。
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[編集] 来歴
中学時代から全国大会で活躍し、3年生の時には中学生横綱となる。近畿大学に進学し、4年生の時には全国学生相撲選手権大会で優勝を果たし学生横綱を獲得した。鳴り物入りで武蔵川部屋に入門。1990年3月場所に幕下付出で初土俵を踏んだ。幕下を4場所で通過し同年11月場所には十両に昇進した。十両に昇進しても勢いは留まることを知らず、11勝4敗で十両優勝を果たした。番付運にも恵まれ、翌1991年1月場所には新入幕を果たした。しかし1場所で十両に陥落すると首の怪我に悩まされる様になり、1992年1月場所には幕下に陥落。何度か十両に復帰したが、本来の相撲がまったく取れなくなり、1993年5月場所を最後に現役を引退した。引退後は会社員に転身。
[編集] 各段優勝
- 十両優勝:1回(1990年11月場所)
- 幕下優勝:3回(1990年5月場所、1990年9月場所、1992年3月場所)
[編集] 改名歴
- 林 正人(はやし まさと)1990年3月場所~9月場所、1992年9月場所~11月場所
- 大輝煌 正人(だいきこう-)1990年11月場所~1992年7月場所
- 輝ノ海 正人(てるのうみ-)1993年1月場所~5月場所