太陽がくれた季節
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太陽がくれた季節(たいようがくれたきせつ)は、フォークソング・グループ「青い三角定規(あおいさんかくじょうぎ)」の代表作である。1972年にヒットした作品で、日本のフォークソングを代表する名曲のひとつとして親しまれている。作詞は山川啓介、作曲はいずみたくによる。オリジナルの編曲は松岡直也によって行われた。
この曲は、1972年2月に日本コロムビアからシングル盤が発売された。日本テレビ系で放送された青春ドラマ「飛び出せ!青春」の主題歌として採用され、売り上げが100万枚を越える大ヒットとなった。ちなみにオリコンの集計では50.1万枚。1972年度の日本レコード大賞新人賞を受賞し、紅白歌合戦にも出場した作品である(ただし、レコード大賞の「最優秀新人賞」受賞曲は麻丘めぐみの『芽ばえ』であった)。
多感な青春時代の心を慰めてくれるかのような爽やかな歌詞が特徴で、後に、この作品は音楽の教科書にも採用されるほどになった。
後にdicotが、『太陽がくれた季節』のカバー版を2004年に発売している。
[編集] 外部リンク
- 日本レコード大賞の歴史 (左側のボックスで「第14回:1972年」をクリックする)
オリコン週間シングルチャート第1位 1972年5月8日付 |
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前作: 石橋正次 『夜明けの停車場』 |
青い三角定規 『太陽がくれた季節』 |
次作: 小柳ルミ子 『瀬戸の花嫁』 |