学研キッズネット
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学研キッズネットは、1996年(平成8年)に学習研究社により作成されたウェブサイトであり、主に子どもを対象として、さまざまな情報や、フォーラムやチャットなどの交流場を提供している。また、保護者や教員向けの情報コンテンツもある。キズネとも略され、現在ではきずねでの一発変換の、傷ねや、傷根と呼ぶ人もいる。
現在のこの記事は、コミュニティサイトに重点を置いた記述となっている。
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[編集] 内容
18歳以下を対象としたチャットやフォーラムがあり、色々な会話がなされている。他にもゲーム・学習・教育などのコンテンツや、プレゼントコーナーがある。
[編集] 歴史
学研キッズネットは、1996年4月、学習研究社により作成された。当時は、チャット、フォーラムともにCGIを用いたものであったが、後に、チャットについては、CGIを用いたものからJavaアプレットを用いたものに変更された。
2004年8月2日、学研キッズネットは大幅にリニューアルされた。チャットとフォーラムの参加型コンテンツは、キズネ倶楽部がとなり、そのほかにも、チャットのJavaアプレットを用いたものからCGIを用いたものへの変更、フォーラムの改良も行われた。それまで1つだけだったチャットは、初心者向けの「はじめましてチャット」と常連向けの「わいわいチャット」の2つになった。なお、この変更に当たっては当初は管理者側はチャットを4つにする予定だったが、それを管理者(フォーラムマスター)がチャットにて伝えたところ、利用者から「多すぎる」との声が出たため、2つに減らされたという経緯がある。
[編集] コミュニティ
[編集] 会員
学研キッズネットは、会員制であり、登録は無料である。会員になると、「キズネ倶楽部ニュース」というメールマガジンが不定期に配信される。会員には「jme12345」のような会員番号が付与され、会員になった時期によって会員番号の数字や頭部のアルファベットが異なり、それを見ることによってどの時期の参加者かがある程度推測できる。現在のjmeの前はcjv、pdvなどの記号が付与されており、それは古参のユーザーである証ともなっている。スタッフからの発表はないが、会員番号がjme50000を超えているため、2006年現在で登録会員数は5万人を超えていると憶測される。
フォーラムやチャットで発言が可能な会員は17歳以下のみであり、18歳以上の人の場合は閲覧のみ可能である。また、会員申し込みをするとIDとパスワードを書いた書類が自宅まで郵送されてくるという形式を取っており、インターネット上で申し込んですぐ使えるようになるわけではない。その分、架空名義での登録がしにくくなっている。
会員以外にも、まれにフォーラムマスターやアドバイス担当の「テズ」など他数名のスタッフが話題に参加することもあり、一部ではふとした誤記から「あにように」などのあだ名を付けられたスタッフもおり、個性的なキャラクターが人気を呼んでいる。
[編集] ニックネーム
キッズネットの会員は会話時には固定されたニックネームを使用する。通常の掲示板のように、発言のたびに名前を変えることは不可能である。ただし、変更申請は可能であるため、よく変更するユーザーもいる。変更に当たっては最低3ヵ月の間隔が必要であり、むやみに変更することはできない。
ニックネームを変更しても、会員番号はそのままであるため、誰と誰が同一人物であるかは気づかれる場合もある。
[編集] 閲覧
2004年の半ばごろまではフォーラムについては非会員の閲覧が不可能であったが、チャットについては誰でも閲覧可能であった。しかし、6月に発生した長崎小6女児同級生殺害事件の影響もあって、非会員の閲覧が不可能となった。
サイバーキッズ共和国と違い、利用時間帯に制限はない。しかし夜2時から朝6時はほとんど書き込みがない。また朝8時から午後3時ごろまでも、多くの会員が学校にいっている時間帯であるため、やや閑散としているが、会話がないわけではない。
[編集] チャット
Javaアプレットを使用したチャットに変更。Javaアプレットを使用したチャットにしたことにより、伝言板、連続発言が可能になったが、その為荒しが急増。伝言板はセキュリティ上の問題によりのちに廃止。他、MacintoshなどのWindows以外のOSでの動作確認がとれなかった為、Javaチャット廃止。Javaチャットでは、文字をクリップボードに取り込めない(コピーできない)ため、URLが紹介されても、行くには手で打たなければならなかった。また、ウィンドウズでも場合によってはJava機能のインストール具合に問題があったりして使えない場合もあった。また、入室時のIDとパスワードを記憶する機能がないため、毎回手入力をせざるを得なかった。
そしてCGIチャットに戻る。CGIチャットになり、Macintoshでチャットを使用できるようになり、発言後一定時間(約3秒と思われる)次の発言ができなくなった。初心者用、交流用の2つのチャットが用意されている。現在は、CGI技術を用いたチャットである。ただ、古いバージョンのInternet Explorerでは使えない、などの問題がある。
Java時代からそうであったが、各ユーザーが自由に名前や発言の色を指定できる。現行チャットでは文字の大きさも指定可能になり、また一旦退室しなくてもそれらを変更できるようになった。なお、Javaチャット時代、一番薄いレモン色を指定するユーザーの発言はディスプレイによってはほとんど見えなかったりして、目がチカチカするという意見があったが、○年○月○日からもう少し落ち着いた色セットに変更された。また、小さな顔アイコンを発言に併記することも可能である。これも旧チャット時代からあったが、現行チャットになってからサイズが小さくなった。
チャットには無視機能(受信拒否機能)があり、参加者リストの特定人物をクリックすればその人物の発言が画面に表示されなくなる。
なお、過去ログは数十行で消去されるため、どうしても保存したい発言はスクリーンコピー機能などを使用して手作業で保存しなければならない。。
チャットでの会話中、個人的に話をしたくなった相手とは、MSNやヤフーのメッセンジャーを利用しての会話に切り替えるケースも見られる。
[編集] わいわいフォーラム
チャットよりも長く残る会話をする場所である。ここでの発言は、2ちゃんねるのように永久保存になるわけではなく、一定期間発言のないスレッドからなくなっていく。その日数は各フォーラムによって10日から360日まで決められている。
フォーラムでは画像を添付することも可能であり、特にオリジナル画像投稿フォーラムでは自作画像であふれている。
パスワード制であるため、2chのようにグーグルなどの検索エンジンに内容が補足されることは一切ない。
[編集] 話題別区分
フォーラムには話題別にいくつかの物があり、以下のような多彩なフォーラムがある。季節限定で「夏休み自由研究なんでもフォーラム」などが設けられることもある。
- 初心者系
- あいさつフォーラム
- 初心者のための質問フォーラム
- プロフィールフォーラム
- 話題系
- ディスカッションフォーラム
- なんでもフォーラム(なんフォ)
- 4年生までのなんでもフォーラム
- 5・6年生のなんでもフォーラム
- 中高生のなんでもフォーラム
- 趣味系
- なりきりフォーラム
- サークルフォーラム
- 芸能人大好きフォーラム
- マンガ・アニメ・ゲームフォーラム
- ペットフォーラム
- スポーツフォーラム
- 夢話そうフォーラム
- 本と映画のフォーラム
- 音楽なんでもフォーラム
- ワールドカップ特設フォーラム (7/31まで投稿可)
- 作品系
- オリジナル小説投稿フォーラム
- オリジナル画像投稿フォーラム
- 練習・サポート系
- 書き込み練習フォーラム
- スタッフへの質問フォーラム
[編集] スタイル
CGIのフォーラムから始まり、チャットがJavaアプレットに変わった時あたりにバージョン・アップ。スレッドの方式が変わり、記事の観覧が容易になった。はじめのフォーラムでは、一つのスレッドにはテキストオンリーで表示されていた。下記はどのような物だっかたを表す。
>>>~~が投稿しました。 >>>投稿内容・投稿内容・投稿内容・投稿内容・ >>>投稿内容・投稿内容・投稿内容・投稿内容・ >>> >>~~が返信しました。 >>返信内容・返信内容・返信内容・返信内容・ >>返信内容・返信内容・返信内容・返信内容・ >>返信内容・返信内容・返信内容・返信内容・ >> >~~が返信しました。 >返信内容・返信内容・返信内容・返信内容・ >返信内容・返信内容・返信内容・返信内容・ >返信内容・返信内容・返信内容・返信内容・
これは、学研キッズネットのユーザーの記憶を元に、このような「感じ」で書かれたものであり、当時も「~~が投稿しました。」と書かれていたかは不明。
現在のスレッドは、以下のように一つ一つの発言がセパレーターで分かれている。
(1)~~ 発言内容 発言内容 発言内容 ――――――――――――――― (2)~~ 発言内容 発言内容 発言内容 ――――――――――――――― (3)~~ 発言内容 発言内容 発言内容 ―――――――――――――――
書き込んだ本人が発言を削除することも可能。
[編集] ゲーム・クイズ
以下のようなコンテンツがある。
- ゲームセンタープラネトロン
- 歴史クイズなど
[編集] 学習コンテンツ
以下のようなコンテンツがある。
- キッズキャンパス図書館
- スクールエコネット
- キッズえいかいわ
- 知能アップスクール
[編集] 教育コンテンツ
- 特別支援教育WEBマガジン『自立を目指して』
- 特別支援教育の話題を扱っている。医療現場の話題を連載している「カルテに書かないこと」、相談の現場の問題を連載している「知っておきたい親心」、特色ある学校を取り上げている「学校・学級紹介」などがある。
- キッズキャンパスアカデミー 先生の教室 教育研究所ニュース
- 本来は学習コンテンツに分類されているページだが、教育分野のニュースが蓄積されている。
- 教育研究所
- 小学生白書
[編集] 外部リンク
- 学研キッズネット(公式サイト)
- 大傷根帝國新聞社本部(ユーザーによる外部サイト)