宇都宮頼綱
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宇都宮 頼綱（うつのみや よりつな、1172年（承安2年） - 1259年12月26日（正元元年11月12日））は平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての武将。藤原姓宇都宮氏第五代当主。宇都宮成綱の子で、北条時政の娘婿に当たる。母は平長盛の娘。実弟に塩谷朝業（前姓は宇都宮:出家後は信生と号する）がいる。
小山政光の猶子となる。1189年の奥州藤原氏討伐で功績を挙げたが、1194年に祖父の宇都宮朝綱による公田横領による連座で共に土佐国に流罪とされた。しかし、その後に許されて1205年6月の畠山重忠事件では北条氏側に与して功を挙げた。ところが同年8月、北条氏から重忠との関係などから謀反を疑われたため、実信房蓮生と号して出家した。その後は法然の弟子・証空に師事を受けたが1214年頃に罪を許されて園城寺修復に努めている。1221年の承久の乱では、鎌倉の留守を務め、その功績から戦後、伊予国の守護職を与えられた。1259年11月12日、88歳で死去。
歌人としても優れており、藤原定家と親交を結んでいる。また、十三代集の多くに頼綱の作品が修められている。
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