安楽山宮神社
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安楽山宮神社(やすらやまみやじんじゃ)は鹿児島県志布志市志布志安楽にある神社。
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[編集] 沿革
社伝によると和銅2年(709年)に創建され、大同2年(807年)に近隣の6社を合祀して「山口六社大明神」と名乗っていた。明治2年の廃仏毀釈以降、現名に改称する。
現在建築物などは新しくなっているが宝物は平安時代からの物も含め多数にのぼり、かなり古くに創始された神社ではないかと思われる。また、同じ市内にある同名の田ノ浦山宮神社とは関連が深い。
境内には一本の高さ23.6m、幹周17.1m、推定樹齢1000年という巨大な楠が生えているが、これが「志布志の大クス」と言われるもので国指定天然記念物となっている。
[編集] 祭神
- 天智天皇 他、他社から勧請の5神
[編集] 宝物
- 銅鏡100面(国重要文化財「唐草鴛鴦文様銅鏡」1面含む)
- 能面・神舞面
[編集] 主な行事
- 春祭 毎年2月第2土曜日
- 「田打ち」「かぎひき」「正月踊」は鹿児島県指定無形民俗文化財、1.5km離れた安楽神社と合同で行われる
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