宮城県道22号仙台泉線
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宮城県道22号仙台泉線(みやぎけんどう22ごうせんだいいずみせん)は、宮城県仙台市青葉区二日町から、仙台市泉区将監に至る主要地方道である。
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[編集] 概要
仙台市内で完結する道路であるのに主要地方道に指定されているのは、仙台市と、かつて宮城県第二の都市であった旧泉市を結ぶ重要な道路であったからである。1975年(昭和50年)4月に国道4号から降格された区間で路線認定されたことから、現在でも旧4号、旧4と呼ばれている。
[編集] 通過する自治体
- 宮城県
- 仙台市
- 青葉区
- 泉区
- 仙台市
[編集] 交差している道路
- 国道48号(二日町交差点)
- 宮城県道136号北仙台停車場線(青葉区昭和町北仙台駅入口交差点)
- 宮城県道37号仙台北環状線(泉区八乙女交差点)
- 宮城県道35号泉塩釜線(泉区泉中央)
- 国道4号(泉区将監トンネル入口)
[編集] その他
仙台市中心部と泉中央地区を結ぶ唯一の幹線道路であるため、朝晩の渋滞が非常に激しい。特に平日の朝は青葉区北根付近から仙台市中心部にかけて、夕方は北仙台駅付近から青葉区台原にかけて車の列ができる。
また、土休日には泉中央駅周辺が混雑し、仙台スタジアムでベガルタ仙台の試合が行われる日には混雑に拍車が掛かる。
しかし、まともな迂回路線が2005年5月現在存在しないため、仙台泉線を通らざるを得ない状態が続いている。唯一の迂回ルートとして宮城県道264号大衡仙台線を使う手もあるが、輪王寺~桜ヶ丘間の道幅が非常に狭い。この区間の道路改築事業は2009年度(平成21年度)までの予定であるが、早期の整備が期待される。
そして、泉中央駅から国道4号へ合流する区間にある将監トンネルは1994年にバイパスとして開通した。このトンネルは半地下型で、住宅地の真下を走っている。開通直後は国道4号上り(古川・泉インターチェンジ方面)から泉中央駅・仙台市中心部への右折車による渋滞が常に発生していた。1999年に右折車専用の将監トンネル連絡橋が開通すると、渋滞はきれいに解消された。しかし、最近では逆に泉中央駅から国道4号下りへ合流する車の混雑が目立つようになっている。
地下鉄の開通によって、混雑時を除けばハイスピードで走れるようにはなった。仙台泉線から仙台駅方面に接続するには、引き続き東二番町通(国道4号)を使うか青葉区昭和町で分岐する愛宕上杉通を使う事になるが、最短ルートの後者はやや混雑気味である。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 道路関連のスタブ項目 | 宮城県道