宮崎サンシャインエフエム
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宮崎サンシャインエフエムの放送局概要 | |
愛称 | Sunshine FM |
コールサイン | JOZZ0AJ-FM |
周波数/送信出力 | 76.1MHz/20W |
所在地 | 〒880-8576 |
宮崎県宮崎市橘通東3丁目6-34 サダマツビル3F | |
設立日 | |
開局日 | 平成11年2月14日 |
演奏所 | 橘通東3丁目6-34
サダマツビル3F(若草通り) |
送信所 | 宮崎市山崎町字浜山シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート |
中継局 | なし |
可聴範囲 | 宮崎市及び近郊市町村 |
ホームページ | http://www.sunfm.co.jp/ |
宮崎サンシャインエフエムは、宮崎市内を中心に放送電波を飛ばしているコミュニティ放送局。1999年2月14日開局。出力20w。自社番組以外の時間帯はミュージックバードを配信。送信所はフェニックスリゾート「シーガイア」の敷地内にあるシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートの屋上(旧:ホテルオーシャン45)。事業母体はセントラルグループ事業協同組合や株式会社九南などの純民間企業からの出資で構成され、宮崎県や宮崎市などは一切出資しておらず、第三セクターではない。
[編集] 開局の経緯
宮崎市内のコミュニティ放送局設置の話は1993年頃から起きていたが、宮崎県と宮崎市の一本化調整で折り合いがつかず、1998年夏頃「宮崎サンシャインエフエム」と「宮崎シティエフエム」がほぼ時期を同じくして郵政省九州電波通信監理局(現:総務省九州総合通信局)に申請。人口わずか30万人の商圏にコミュニティFM放送局を2局置いて運営できるのか懸念されたが、1998年12月21日に「宮崎サンシャインエフエム」に予備免許が交付。その4日後に「宮崎シティエフエム」に予備免許が交付され、異例の2局並列状態となった。そして1999年2月8日に本免許が交付され、6日後の2月14日に開局となった。(なお、宮崎シティエフエムは2005年10月31日をもって閉局した)
[編集] 特徴
宮崎サンシャインエフエムは、送信所を宮崎市内の建築物の中で最も高い「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」の屋上に立てており、周辺に電波障害物がないことから、かなりの広範囲に電波が飛んでいる。カーステレオでの聴取範囲は市のエリアを超え、隣の清武町でも一部聴取が可能である。但し放送区域外のえびの市の一部ではLove FM(九州北部の外国語放送局)と、鹿児島県鹿屋市の一部では鹿児島シティエフエムと混信する。
また放送スタジオは、宮崎市のアーケード街「若草通」の一角である「ファッションビルサダマツ」に設けられており、一般リスナーの立ち入りが可能で憩いの広場となっているようだ。
番組編成は全放送時間の約30%を自社制作番組で編成されており、それ以外の番組供給をミュージックバードに依存している。自社制作番組はウィークデーの朝・昼・夜にそれぞれ生放送番組を放送。中には宮崎弁をタイトルにした「てげ・のんびりーの」(“てげ”は“すごい”の意味)という番組もある。 リスナー層として老若男女の全年齢層を考えており、特に「歌謡曲散歩道」は中高年には好評である。
台風等の災害が起きた時は、繰り返し被害等の情報を放送し、防災放送の役割を果たしている。対照的に同じ宮崎市に存在したコミュニティ放送局の宮崎シティエフエムは差別化を図る為、殆ど災害情報を流していなかった。