小学生レスラー
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小学生レスラーは、主に日本で活躍する小学生のレスラー。女子でのみ存在する。 一般的には、我闘姑娘が最も有名所であるが、現在では、666でも1人だけ、小学生レスラーが存在する。又、NEO女子プロレスでも、小学生レスラーが在籍していた事もある。
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[編集] コスチューム
小学生レスラーのコスチュームは、一般的な女子プロレスのそれとは違い、露出度の少ない服装で参戦する。各団体の、小学生レスラーのコスチュームの違いは以下の通り。
[編集] 我闘姑娘及びアイスリボン
- 小学生レスラーの在籍数が最も多い我闘姑娘では、統一されたリングコスチュームも存在するが、様々な私服と思われるコスチュームを着用していることもある。その中で、ひなた、きのこは、概ねノースリーブにスカート、黒いアンダーパンツという出立ちである(上衣の色はさまざま)。また、2006年4月に中学生になったあいかについても、同じコスチュームが使用されている。全員スカートを穿いているが、その下にアンダーパンツを穿いている。「さくらえび・きっず」出身者の統一コスチュームと考えることもできる。アンダーパンツの長さは選手によって違い、ひなたやあいかのように、ほぼ水着と同じくらいの長さものもあれば、半ズボン程度の長さのものもある。アンダーパンツの色は黒一色のみである。
[編集] 666
[編集] NEO女子プロレス
[編集] 試合の特徴
[編集] 小学生レスラーの特徴を生かした闘い方
小学生レスラーは、大人のレスラーに比べて体が小さく、体が柔らかい特徴があるため、その特徴を生かして試合を行うことが多い。大人のレスラーと小学生レスラーが闘う場合、リングの上をすばしこく逃げ回る展開が多用される。また、体の柔らかさを生かして、関節技からはたやすく逃れることができる。このため、小学生レスラー同士の戦いで、関節技で勝敗が決することは稀である。さらに、小学生に対して厳しい技を仕掛けた場合、観客席からブーイングが出ることがある。このブーイングに相手レスラーが対応している間に技を脱した小学生レスラーが反撃する姿もしばしば見られる。
[編集] アングル
アングルとしてあらかじめ用意した台詞などを試合の合間にリング上で交わすことがある。こうした本来の意味での学芸会的なやり取りを楽しむのも小学生レスラーによる闘いの見方の一つである。
[編集] 反則・流血・場外について
小学生ということによる現場の配慮もあり、国内の興行で小学生レスラーが流血した事は現在のところは無い。又、学業に支障が出るようなその他の大怪我も現在のところは無い。 ラム会長の水鉄砲のような、小学生レスラーのある程度の反則行為は黙認されているようである。逆に言うと、彼女達が所属する団体は、場外戦はあるが、小学生レスラーが場外戦に巻き込まれた事は無い。凶器攻撃も、パイプ椅子や机に叩き付けられるといった事もない。しかし、だからといって反則が全く無いわけではなく、髪を掴む・コスチュームを掴むといった反則はなされている。 その他、浣腸・股間攻撃・恥ずかし固めといった、所謂セクハラ技も、小学生レスラーに対して掛けられた事は無い。それ以外は、特に普通のレスラーと違う扱いを受けることは無い。
[編集] デスマッチについて
小学生レスラーは、デスマッチに駆り出される事もない。理由は、上記の項目に基づくものと思われる。
[編集] 我闘姑娘のコスチューム
我闘姑娘の小学生のコスチュームに関しては、度々試合中にスカートが捲れる為「いっそのことスカートを無くせばいいのではないか?」という批判も出ている。また、同じ我闘姑娘で、2006年6月にデビューした聖菜は、パンツスタイルである。
[編集] その他の選手
我闘姑娘、アイスリボンの小学生レスラーは、様々なコスチュームを着ている。以下がその通りである。
聖菜:青いノースリーブに膝上丈の白パンツ。白パンツのすそ部分にはレースの飾りがある。
りほ:赤のタンクトップに赤いスカート。中にはスパッツを穿いている。
ホノ:黒いタンクトップにショートパンツ。
ひかり:黄緑色のタンクトップに黒いパンツ