小山松吉
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小山 松吉(こやま まつきち、1869年11月1日 - 1948年3月27日)は、日本の法学者。法学博士。
獨逸学協会学校専修科卒業、判検事から大審院検事総長・司法大臣を歴任。平沼騏一郎が主宰する国本社に参加し、幹事となっている。
1934年に急死した水町袈裟六に代わり法政大学総長に就任、野上豊一郎と森田草平の対立に端を発した学内紛争を収拾すると共に、荒木貞夫や太田耕造・竹内賀久治など国本社系の学者・軍人を招き入れた。特に大川周明を招請して専門部に「大陸部」を設置、植民地経営の人材の育成にあたったことは特筆に価する。
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