小手指車両基地
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小手指車両基地(こてさししゃりょうきち)とは埼玉県所沢市に位置する西武池袋線最大の車両基地である。
小手指駅の始発列車を担う。また、東京メトロ有楽町線への乗り入れ車対応にもあたる。
夜間早朝は、所属係員2名が保谷電留線(旧保谷車両管理所)に待機し、ラッシュ時等の営業線対応にあたる。
運用の都合上、東京メトロ車が車庫に滞在することがある。また、西武新宿線の車両も担当しているようである。(そのため、新宿線最終列車4本については所沢止まりである可能性が高い。)
[編集] 概要
- 敷地面積:64,930m²
- 収容能力:最大346両収容可能。
- 西武鉄道の車両基地の中では最大規模である。
- ピット:210mピット2本
- 修繕線2本
- 洗浄線1本
- 車輪転削場
- 汚物処理施設
[編集] 沿革
- 1966年(昭和41年)5月、小手指検車区として開設、当時の収容両数は150両。
- その後の輸送力増強に合わせ、現在の規模まで拡張実施。
- 2001年(平成13年)7月の組織改正で池袋線車両所小手指車両基地となり、池袋線車両所の本所となる。
- 2007年(平成19年)2月10日に「Valentine 小手指車両基地Day」として一般公開された。イベントでは池袋線の車両の他に東京地下鉄07系電車も展示された。