小栗哲家
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小栗 哲家(おぐり てつや、1949年 - )は、愛知県出身の舞台監督。俳優・小栗旬の父。日本舞台監督協会理事。
[編集] 略歴
1972年から舞台監督助手として活動を始め、1976年の関西二期会「アルバート・へリング」で初めて舞台監督を務める。その後、二期会オペラ「フィガロの結婚」をはじめ、ウィーン国立歌劇場、ミュンヘン・バイエルン国立歌劇場、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場などの引越し公演を手がけ、冨田勲のサウンドプロジェクトでも活躍。
自ら舞台監督集団(株)クリエイションを主宰する傍ら、プロダクション・スーパーバイザーとしても活躍し、(株)アートクリエイションを設立。1992年に愛知芸術文化センターのオープニングセレモニー、1998年にはびわ湖ホールのオープニングガラを手がけ、1999年1月同劇場でのオペラ「ドン・カルロ」、11月にはオペラ「群盗」に携わる。その他にも数多くの来日する海外有名オペラハウスの引越し公演、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、ヘネシー・オペラシリーズ、日生オペラシリーズなど手がけている。
現在は、東京芸術大学音楽学部応用学科大学院非常勤講師。兵庫県芸術文化センター企画制作アドバイザー。
[編集] 監督作品
- 夕鶴
- カルメン
- フィガロの結婚
- セヴィリアの理髪師
- コジ・ファン・トゥッテ
- タンホイザー
- ローエングリン
- パルシファル
- トスカ
- 蝶々夫人
- 椿姫
- ドン・カルロ
- 美しい水車小屋の娘
- 群盗
- こうもり
- アラベッラ
など