小沼敏雄
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小沼 敏雄(こぬま としお, 1959年-)は日本のボディビルダー、スポーツ・トレーナー。
芝浦工業大学在学中、関東学生ボディビル選手権大会オープンの部にて3回優勝。
1983年、日本ボディビル選手権大会(通称ミスター日本)に初出場し2位。1984年に再び2位。1985年に初優勝し、1986年に欠場(優勝者は2年連続出場出来ないと思い込んでいた)の後、1987年から1999年にかけて13連覇を果たし、14回優勝という未曾有の記録を打ち立てた。
その後、肩の故障によるブランクを乗り越え、2002年世界マスターズボディビル選手権大会40歳の部80kg級において優勝。
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[編集] 目標とされるボディビルダー
日本ボディビル選手権で14回もの優勝を遂げた実力もあり、多くの若手ボディビルダーから目標とされた。現在国内で活躍中の現役ボディビルダーが雑誌等のインタビューで『目標(ライバル)とする人』という質問をされた時は、必ず小沼の名前が出てくると言われるほど、この業界内での知名度は高い。
現役中は国際大会にも挑戦したが、当人もウィークポイントと認める腕の太さや上半身の厚み不足で外国人選手に差をつけられ苦戦することも多かった。しかし、その厳しく調整され研ぎ澄まされた体で善戦している。
[編集] 主な出演作品
[編集] 番組
- タモリ倶楽部
[編集] ゲーム
- 超兄貴~究極…男の逆襲~(メサイヤ)
[編集] 参考文献
- 「ボディビルディング」 1997年1月号 (体育とスポーツ出版社)