川越少年刑務所
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川越少年刑務所(かわごえしょうねんけいむしょ)は、法務省矯正局の東京矯正管区に属する刑務所。全国8箇所の少年刑務所のうちのひとつである。
下部機関としてさいたま拘置支所、熊谷拘置支所の2ヶ所の支所を持つ。
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[編集] 所在地
[編集] 収容分類級
- JA級(少年受刑者)
- YA級(青年受刑者)
- I級(禁固受刑者)
[編集] 収容定員
- 1,371人
[編集] 沿革
- 明治4年(1871年) 入間県喜多町にあった牢屋を「川越囚獄」と改称
- 明治6年(1873年) 川越町廓町(川越城二の丸跡)に移転。軽罪囚を収容
- 明治40年(1907年)12月 川越町脇田西町(現在の川越駅付近)に移転
- 大正11年(1921年)10月 官制改正により「川越少年刑務所」と改称。18歳未満の少年受刑者を収容
- 昭和26年(1951年) 20歳未満の受刑者を収容
- 昭和44年(1969年)11月 現在地に移転。浦和拘置支所(現在のさいたま拘置支所),熊谷拘置支所を所管
- 昭和45年(1970年)3月 総合職業訓練施設に指定
- 昭和47年(1972年)7月 受刑者分類規定の施行に伴い、26歳未満の懲役受刑者及び少年禁固受刑者を収容
- 昭和57年(1982年)4月 東京矯正管区分類センターを併設
[編集] 組織
所長の下に4部1室を持つ5部制である。
- 総務部(庶務、会計、用度)
- 処遇部(処遇、職業訓練)
- 教育部(教育、厚生)
- 医務部(保健、医療)
- 分類審議室(考査、審査、保護)