布施辰治
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
布施 辰治(ふせ たつじ、1880年11月13日 - 1953年9月13日)は、宮城県石巻市蛇田字南久林(旧・蛇田村)出身の弁護士・社会運動家。明治法律学校(現・明治大学)卒業。
戦前・戦後において社会運動を擁護する弁護活動を行った。そのため、1932年に弁護士資格を剥奪されたが、終戦後の1945年に弁護士資格が回復された。また、日本統治下の朝鮮で、多くの独立運動家の弁護活動を無償で引き受けた。韓国では「日本人のシンドラー」とも呼ばれている。2004年、日本人初の韓国建国勲章を受章。
[編集] 参考文献
- 山泉進「布施辰治」、『明治』第3号、明治大学広報部、1999年7月。
- 山泉進編『布施辰治・自由と人権-韓国「建国勲章」受章記念シンポジウム』、明治大学法学部、2005年3月。