平野裕之
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平野 裕之(ひらの ひろゆき、1960年 - )は日本の法学者。慶應義塾大学法科大学院教授。専門は民法。明治大学学長の納谷廣美に師事。
明治大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科修了。学部4年在学中に司法試験合格。明治大学法学部助教授・教授を経て現職。
主な研究テーマは「債権者平等の原則を修正する法定の諸制度」について。また慶大・早大・明大にゼミを持ち各ゼミからは多数司法試験合格者を輩出している。現在、国家I種試験専門委員<専門試験(択一式)>、司法試験(第2次)委員を勤める。
[編集] 著書
- 『製造物責任の理論と法解釈』(信山社、1990年)
- 『債権総論〔第2版補正版〕』(信山社 初版1994年)
- 『契約法〔第2版〕』(信山社、初版1996年)
- 『考える民法III債権総論』(辰巳法律研究所、1997年)
- 『物権法〔第2版〕』(弘文堂、初版1997年)
- 『考える民法IV債権各論』(辰巳法律研究所、1998年)
- 『基礎コース民法I総則・物権〔第3版〕』(新世社、初版1998年)
- 『考える民法II物権』(辰巳法律研究所、1998年)
- 『基礎コース民法II債権法[第2版]』(新世社、1999年)
- 『考える民法I民法総則』(辰巳法律研究所、1999年)
- 『民法入門』(新世社、2001年)
- 『民法総則』(日本評論社、2003年)