恐怖のミイラ
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『恐怖のミイラ』(きょうふのミイラ)は日本テレビ系列で1961年7月4日から10月3日まで放送されていた連続テレビ映画である。毎週火曜日の19:30~20:00に放送された。
この作品は連続テレビ映画としては日本初となる本格的ホラー作品であった。放映当時はあまりの恐怖に失神する視聴者が続出したという。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
大学で法医学を学んでいる野々宮雄作は姉の家へ同居することになる。義兄である姉の夫・板野博士は考古学の権威で、家族にも内緒で助手の牧村と共に研究室に閉じこもって毎晩遅くまで秘密の研究をしていた。その研究とは、エジプトで発掘して持ち帰った古代4000年前のミイラを生き返らせるというものであった。ある夜、ついに二人の研究が完成し、ミイラは蘇生するが、ミイラは博士を殺害して研究所から姿を消した・・・
[編集] スタッフ
- 原作:高垣眸
- 監督:田村正蔵 船床定男
- 企画:西村俊一
- 脚本:御手俊治
- 音楽:小川寛
- 製作:小林利雄
- 監督助手:小野芳雄
- 撮影:宮西四郎
- 美術:小林晋
- 録音:上出栄二郎
- 編集:椙本英雄
- 照明:田久保圭路
- 製作担当:前田宗男(少年クラブ連載)
- 製作:宣弘社プロダクション
[編集] 出演
- 野々宮雄作:松原緑郎
- 板野汀/パトラ王女:三條魔子
- 雄作の姉:若杉嘉津子
- 板野博士:佐々木孝丸
- 牧村助手:真弓田一夫
- 青井部長刑事:高木二朗
- 雄作の先輩の法医学者:舟橋元
- ラムセス(ミイラ):バブ・ストリックランド
- 長島光男
- 川部修詩
- 泉田洋志
- 佐伯一彦
- 佐藤大二郎
- 高松政雄
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