揚川バイパス
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揚川バイパス(あげがわ-)は、新潟県東蒲原郡阿賀町(旧津川町~三川村)を通る国道49号のバイパス路線。
[編集] 概要
国道49号の旧津川町津川から旧三川村白崎の区間は、そのほとんどを阿賀野川と磐越西線にはさまれ、落石崩落の危険性の高く、幅員が大型トラックがすれ違うのがやっとの本尊岩トンネルや同様に幅員が狭く前後に直角カーブがある揚川トンネルが存在している。これらすべてを回避するため対岸にバイパス道路を作るのが本線の目的である。全長7.5km。新潟国道事務所での呼称は揚川改良。
構造物が多いのが特徴で、現在は途中の赤岩橋のみが完成している。これはすぐ西の赤岩トンネル掘削の連絡道路建設のために先に作られたもので、現在そのアクセス道路を施工中のため、通行はできない。 構造物は会津若松側から順に
- 新津川トンネル
- 西高架橋
- ため池橋
- 赤岩橋
- 赤岩トンネル(約2.7km、2006年6月着工[1])
- 揚川橋
- 新揚川トンネル
が建設される予定になっている。