携帯灰皿
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携帯灰皿(けいたい-はいざら)とは、喫煙の際に生じるタバコの灰や吸殻を収納する器である灰皿を、主として小型化且つ軽量化し、いつでも何処でも持ち運べるようにしたものである。
[編集] 材質及び形態
材質・形態は様々で、所謂キヨスクで購入できるような廉価のビニール素材でボタン式のものから、一流ブランドの貴金属製蓋式のもの等、その幅は無限にある。
[編集] 背景
近年は健康増進法も制定され益々禁煙の風潮が強まってきている煽りを受けて、圧倒的に灰皿や喫煙スペースが淘汰されてきている。 そこで、携帯灰皿の特徴である
- 携帯することでいつでも場所を選ばず吸うことができる
- 吸った後のポイ捨てを防止できる
という利便性やJTの企業努力等から、「喫煙者最低限のマナー」として大きく広まりつつある。 しかし一方でポイ捨てはしない代わりに歩きタバコが目立ち始め、一部自治体では条例等で路上喫煙を禁止しているところもある。