新城幸也
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新城 幸也(あらしろ ゆきや、1984年9月22日 - )は、沖縄県石垣市登野城出身の自転車ロードレース選手。
フランスではプロへの登竜門とも言われるツール・ド・リムザンで総合3位になったことから、一躍有名になった。
小学校5年生の時、初めてロードバイクに乗ったが、中学2年でハンドボールに出会い、ハンドボール中心の生活に。自転車に乗るのは、トライアスロンの時だけになる。しばらく自転車から離れた生活をおくっていたが、高校3年夏のインターハイでハンドボール部を引退した後、新城の父の知り合いでもある日本を代表するロードレーサー・福島晋一がツアーオブジャパン宇都宮ステージで優勝した際のビデオテープを見て自転車競技への道を志す。福島晋一選手にその才能を見込まれ、高校卒業後、自転車競技に転向。フランスへ自転車留学した後、アンカーエスポワールに所属。
2006年はチームブリヂストンアンカーに所属していた福島兄弟等の選手とともに、新しく発足した日本初の独立チームであるチーム・バン・サイクリングに移籍。主な戦績はツール・ド・リムザン総合3位・新人賞、2006世界選手権U23ロードレース総合14位(日本人最高位)2005、2006全日本選手権U23ロードチャンピオン、2006ツール・ド・おきなわチャンピオン200キロレース総合3位等。
ツール・ド・リムザン出場後、ヨーロッパのプロツアーチームからオファーが来ているらしいが、2007シーズンも2006年限りで活動を停止したチーム・バンとほぼ同じメンバーによる新チーム(Equipe Asada)に所属する。