新田青雲中等教育学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

新田青雲中等教育学校（にったせいうんちゅうとうきょういくがっこう）とは、2003年（平成15年）4月に開校した中等教育学校。愛媛県松山市山西町にある。

[編集] 運営法人

学校法人新田学園

[編集] 学年

1学年80名で2クラスを募集しているが、1期生をのぞく2～4期生は大幅に人数が多く1学年3クラスになっている。特に現在のピークは3期生で、定員を30人もオーバーしている。これは他校との受験日に比べてこの学校の受験日が一足早いためである。だが、2006年度はこの学校と受験日が同じである中学があったため、4期生はおよそ90人と3期生に比べて少なかった。しかし、1期生は他校への進学や留学率が高く、2期生は中退率が高いため、3，4期生と比べると、今では定員と変わらなくなってしまっている。

[編集] 教育内容

1年次から3年次までのいわゆる"前期課程"において礼儀・しつけを重視し、剣道・柔道・弓道・茶道・華道を男女全生徒が履修する形態をとっている。"後期課程"は2006年度（平成18年度）においてスタートしたばかりであるが、大学進学に向けた周到な準備が可能となるよう教科指導がなされる。ちなみに夏休みは8月6日～8月20日の2週間。それ以外（日曜日を除く）は夏期講習と題して授業を行っている。春、冬休みについても同じ。HPにも記述してあるとおり、生徒が望めば夜10時まで勉強を教えるなど、教諭の面倒見が非常に良い。そのためか生徒と教諭の間の信頼感は強く、9月に行われるスポーツフェスティバル（略してSF）や2月に行われる合唱コンクールで垣間見られる。

[編集] 学校行事

学校行事は非常に多彩で、特に9月に行われるスポーツフェスティバル、2月に行われる合唱コンクールは大きな柱となっており、生徒たちの熱の入り様は特別である。3年時にはオーストラリア（ケアンズ・シドニー）にてホームステイを含む研修旅行に出かける。1、2年はインスパイアリングレクチャーという、外部講師による講演会がある。