日本ジャーナリスト専門学校
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日本ジャーナリスト専門学校(にほんジャーナリストせんもんがっこう)は、東京都豊島区高田にある作家・ライター・編集者・カメラマン等を養成する専門学校。「ジャナ専」と略されることもある。校長を務める鳥井守幸は、元毎日新聞論説委員、元サンデー毎日編集長。
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[編集] 校風
多くの専門学校は就職のための技術養成が目的だが、本校では履修する科目が科目だけに、就職活動を行わない学生も多く、専門学校としては珍しく出席率等もあまり考慮されない。よくいえば自由な校風である。
[編集] 歴代の講師
本校の講師は校風によるものか、小説家やジャーナリスト以外にも新左翼活動家や新右翼活動家などが多く共存していた。
- 高橋源一郎 - 作家
- 重松清 - 作家(第124 回直木賞受賞)
- 藤沢周 - 作家(第119 回芥川賞受賞)
- 盛田隆二 - 作家
- すが秀実(「すが」は糸偏に圭) - 文芸評論家(著書『大衆教育社会批判序説』では当校を厳しく批判している)
- 上野昂志 - 文芸評論家
- 渡部直己 - 文芸評論家
- 亀井淳 - ジャーナリスト
- 鈴木邦男 - 新右翼団体 一水会顧問
- 小野田襄二 - 元中核派政治局員。「ヘルメットにゲバ棒」スタイルの創始者。
- 荒俣宏 - 博物学者、小説家
- 鴻英良 - 演劇批評家、翻訳者
- 正津勉 - 詩人
- 吉川勇一 - 英語講師
- 猪野健治 - ジャーナリスト
- 松浦総三 - ジャーナリスト
[編集] エピソード
ロッキード事件の際、「田中角栄のインタビューを取ってきたら単位をやる」という講師の放言が原因で、家宅不法侵入の逮捕者を出したことがある。
[編集] 出身者
[編集] アクセス
- 東京都交通局 都電 学習院下駅 徒歩
- JR山手線 西武新宿線 東京メトロ東西線 高田馬場駅 徒歩