日鎮
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日鎮(にっちん、文明元年(1469年)-大永7年6月24日)は、大石寺第12世法主。
俗に稚児貫首と称される。出生は皇室の出身とされ、現今の黒門(黒木の門)は、この法主の時代に完成。
黒木の門は、皇室ゆかりの門である。
[編集] 略歴
- 1469年(文明1年)、下野国に生る。
- 1482年(文明14年)9月7日、9世日有より法の付嘱を受け、12世日鎮として登座。14歳。
- 1482年(文明14年)9月29日、9世日有寂。
- 1488年(長享2年)12月7日、三位阿日芸に本尊を授与す。
- 1490年(延徳2年)6月29日、書を三位阿日芸におくる。
- 1494年(明応3年)10月19日、富士を発し東国に下向す。
- 1508年(永正5年)6月4日、大石記を写す。
- 1522年(大永2年)9月17日、大石寺御影堂・総門等を建立し結構を整う。
- 1525年(大永5年)8月4日、土佐大乗坊において説法。
- 1526年(大永6年)9月5日、良王童を付弟となす。
- 1527年(大永7年)6月24日、59歳で遷化(死去)した。
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