明知鉄道
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種類 | 株式会社 |
本社所在地 | 509-7705 岐阜県恵那市明智町469番地の4 |
電話番号 | TEL:0573-54-4101 FAX:0573-54-4302 |
設立 | 1985年5月21日 |
業種 | 陸運業 |
資本金 | 2億円 |
主要株主 | 岐阜県 32.5% |
外部リンク | www12.ocn.ne.jp/~aketetsu/ |
明知鉄道株式会社(あけちてつどう)は、岐阜県で旧国鉄特定地方交通線を引き継いだ鉄道路線明知線を運営している沿線自治体などが出資する第三セクター方式の鉄道会社である。
目次 |
[編集] 歴史
- 1985年5月21日 明知鉄道株式会社 設立。
- 1985年11月16日 明知線開業。
- 1987年7月 イベント列車(寒天列車)運転開始。以後現在までさまざまなイベント列車を運行。
- 1989年4月 アケチ6形を1両増備。
- 1991年10月28日 東野~阿木間に飯沼駅開業。
- 1994年12月15日 山岡~明智間に野志駅開業。
- 1997年12月 アケチ10形を導入。
- 1999年10月 明智駅が「中部の駅百選」に認定。
- 2001年10月 岩村駅が「中部の駅百選」に認定。
- 2004年3月23日 腕木式信号機とタブレット・スタフ閉塞方式を廃止。特殊自動閉塞方式へ移行。
[編集] 路線
なお終点の明知駅は明知鉄道として開業時に町名に合わせて明智駅と改称。このため会社名・線名と終着駅名が異なった表記となっている。
[編集] 車両
2004年4月現在、気動車2形式6両を保有する。開業時に用意された車両は全て廃車されている。
[編集] 現有車両
- アケチ6形(6) - 1両
- 1989年4月に富士重工業で新製された増備車で、開業時に投入されたアケチ1形とほぼ同形ながら、車内はオールロングシートとなり、冷房装置を搭載した関係で、一部の側窓が固定式となった。
- アケチ10形(10~14) - 5両
- 1998年1月に登場したアケチ1形の代替新造車で、従来車がバス車体を基本としたLE-CarIIシリーズであったのに対し、鉄道車両設計のLE-DCシリーズとなっている。車体は15m級の普通鋼製で、295ps(2100rpm)のディーゼル機関(日産ディーゼルPF6HT03)を1基搭載している。急勾配に対応して動力台車は2軸駆動式、砂撒き装置を台車に装備している。富士重工業で、1997年12月に1両(10)、1998年10月に2両(11,12)、1999年10月に2両(13,14)が新製された。車内は、11~13がセミクロスシート、10,14がロングシートで、イベント列車での使用に対応している。
- この車両は、地方私鉄向けの標準設計化車両の第1号で、以降、同様の車体を持つ車両が各地の地方私鉄に登場している。
[編集] 過去の車両
- アケチ1形(1~5)
- 1985年の開業時に用意された軽快気動車で、バスの設計を取り入れた富士重工業のLE-Carシリーズ(レールバス)である。急勾配区間に対応するため、動力台車は2軸駆動式としたが、反面、軽量化のため冷房装置の搭載は見送られた。全長は15.5mで、前面は貫通型である。車内はセミクロスシート。アケチ10形の導入により、3が1997年12月、2が1998年11月、1が1998年12月、4,5が1999年10月に廃車となり、形式消滅した。廃車後は阿木駅・山岡駅に1両ずつ、明智駅に3両留置され、倉庫として活用されていたが、明智駅の留置車両は2005年秋に解体された。
- また、明智駅の留置車両は、大正村のトレインマークがついていた。