明石市立天文科学館
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明石市立天文科学館(あかししりつてんもんかがくかん)は兵庫県明石市の東経135度日本標準時子午線の真上に建つ天文学をテーマとする博物館相当施設。1960年に開館した。館の玄関横に通る子午線上に漏刻が設置され、また「JSTM」(Japan Standard Time Meridian=日本標準時子午線)と表示された時計塔がある。
1995年の阪神・淡路大震災では館が大破したが、最新の映像音響設備等を導入して1998年にリニューアルオープンした。
プラネタリウムは、手動操作本体投影機に自動制御補助デジタル投影機を組み合わせて効果的な投影を実現しており、音像移動等を制御できる音響設備が導入されている。 16階の天体観測室には口径40cmの反射望遠鏡が設置され、月1回実施される天体観望会で公開されている。
目次 |
[編集] 主な施設
- プラネタリウム
- 情報処理室
- 展示室
- 時のギャラリー
- 天文ギャラリー
- 天文サロン
- 展望室
- 観測室
- 塔時計
- 野外日時計
[編集] プラネタリウム概要
- 本体製造 - カールツァイス・イエナ社
- 機種 - Universal23/3(UPP 23/3)
- 公開 - 1960年6月10日(2006年現在、日本国内で現役最古の投影機)
- ドーム直径 - 20m
- 座席数 - 350席
[編集] 所在地
- 〒673-0877 兵庫県明石市人丸町2-6