昼の散歩道
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昼の散歩道(ひるのさんぽみち)は、NHKラジオ第1放送の番組である。日曜日と年末年始、(2005年度までは高校野球期間)除き毎日放送されている。放送開始は1975年4月。
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[編集] 番組概要
番組は、1994年前半まで、NHK見学者コースの公開スタジオからの公開生放送。演歌歌手を中心に、毎日1~2名程度出演してその歌手の楽曲を生演奏で披露した。
その後、見学者コースが『NHKスタジオパーク』へのリニューアル工事を行うことになったため、1994年後半からは、東京のラジオセンター132スタジオからの放送は、ゲスト歌手のトークと楽曲で構成される形に、そして公開放送は原則として地方での事前録音のみとなった。
これまで放送時間は12:30~12:55であったが、2005年4月からは13:05~13:30に移動(ただしスタジオからの放送時は13:26.30ごろで終了する場合あり[13:30.00まで1曲放送する為])。12:30からの時間枠ではNHK放送開始80周年記念事業として新たに導入した移動スタジオ車「80(はちまる)ちゃん」を使用した公開生放送番組「こんにちは!80ちゃんです」として放送。これに伴ってNHKワールド・ラジオ日本の放送は2005年3月で一旦放送を終了。なお、東北地方では13時台移行後も土曜日の放送は無かった(但し、NHK北海道・NHK東京・NHK新潟の放送を聴取できる地域は別だった)。
なお、「こんにちは!80ちゃんです」が11時台に移動する2006年度からは再び12:30~12:55と従来の放送時間帯に戻し、FM放送でもステレオで同時放送される(但し、FM放送が祝日に特集番組が行われる場合はFMでの放送は休止されることがある)。ただし、132スタジオからの放送の場合、12:52からはユアソングが放送される。 FMでも放送されることにより高校野球期間中(全国・地方大会を問わず)であっても1年通して毎日聴くことができる(ただし、高校野球地方大会がFMで放送される地域では高校野球の放送のない他地域のラジオ第1放送・FM放送あるいはNHKワールド・ラジオ日本の放送を受信しない限り聴くことができない場合もある)。また、2005年3月で一旦放送を終了していたNHKワールド・ラジオ日本での同時放送も再び開始され、同じくNHKワールド・ラジオ日本で日本時間火曜日~土曜日の1:30~1:55と3:30~3:55に同日放送分(土曜日昼の放送分を除く)の時差放送もおこなわれている。なお、東北地方では12時台に戻ってもラジオ第1放送では土曜日の放送は無い(仙台放送局から東北ローカルで民謡番組「民謡をどうぞ」放送の為)が、FM放送で「昼の散歩道」を聴くことができる。
2007年度からは月曜日~金曜日の放送となり、これまで放送されていた土曜日放送分は終了し、後枠はこれまで土曜日11:05から放送されていた「民謡をたずねて」がこの時間帯に移される。この番組もラジオ第1、FM、国際放送の3波で同時放送される。
[編集] メインパーソナリティ(担当司会者)
パーソナリティ(司会者)は、NHKのアナウンサーが1人で担当する。パーソナリティの担当者は、特に(完全に)決まっているわけではなく、〈シフト制〉になっている。
昼の散歩道は、基本的にはNHK東京渋谷のスタジオから放送されているが、月に数回程度、東京渋谷を離れての公開放送となる。公開放送の司会者(パーソナリティ)は、場所(会場)によりけりで、東京周辺が会場の場合はNHK東京のアナウンサーが、それ以外の場合は公開放送会場に1番近いNHK放送局のアナウンサーが担当する。
平常時の放送(公開放送でない)時に、主に(よく)パーソナリティを担当するアナウンサーを以下に挙げる。
- 2006年4月頃~2006年12月頃
- 秋山 隆 (土曜日に担当することが多い)
- 肥土貴美男
- 阿部陽子
- 小野卓司
- 恩蔵憲一
- 葛西聖司
- 加治 章 (金曜日に担当することが多い)
- 金子辰雄 (木曜日に担当することが多い)
- 後藤繁榮 (水曜日に担当することが多い)
- 斎 康敬
- 斎藤政直
- 伊達正隆
- 比留木剛史
- 藤崎弘士