昼のいこい
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昼の憩い(ひるのいこい)は、日曜日と年末年始(2005年度までは高校野球期間中も除く)を除く毎日12:15~12:30に放送されているNHKラジオ第1放送のランチタイム番組である。
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[編集] 番組概要
1950年放送開始の「農家のいこい」の後を受けて1952年に放送開始された。NHKワールド・ラジオ日本でも同時放送されている(2005年度までは高校野球全国大会期間中は番組の放送がなかったため別番組に差し替えていたが、2006年度からはFMでも放送されることから高校野球全国大会期間中も通常通り放送される)。2006年度からは、NHKの一連の不祥事などによる改革の一環として、FM放送でもステレオで同時放送されている(但し、FM放送が祝日に特集番組が行われる場合はFMでの放送は休止されることがある)。これにより、昼の散歩道とともに、高校野球の全国大会・地方大会を問わずラジオ第1放送が高校野球中継であってもFM放送で楽しむことができ、年中通してこの番組を聴くことができるようになった(ただし、高校野球地方大会がFMで放送される地域では高校野球の放送のない他地域のラジオ第1放送・FM放送あるいはNHKワールド・ラジオ日本の放送を受信しない限り聴くことができない場合もある)。なお、2006年8月15日放送分は全国戦没者追悼式典中継とニュース放送枠拡大のため国際放送も放送休止となり、FM単独で放送された。
テーマ曲の作曲は古関裕而。NHK農林水産通信員(※2006年10月2日より「ふるさと通信員」、農協漁協の職員)から提供された季節や農業・漁業関連のニュース・話題、リスナーからのお便り、投稿俳句を読む「暮らしの文芸」で構成している。
通常通りの放送でも、地域により、高校野球地方大会や公立高校入学試験の出願状況のニュースを放送するため休止する場合がある。また、重大な事件・事故が発生しニュースが延長となった場合、放送時間を10分に短縮(5分延長の場合 その場合はNHK農林水産通信員からの話題は割愛される)あるいは放送休止(15分延長の場合)となる。
[編集] 出演者(担当司会者)
番組の進行役は原則として「きょうも元気でわくわくラジオ」・「土曜わくわくラジオ」・「子供科学電話相談」の担当アナウンサーが引き続いて出演する。
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- 土曜日の「土曜わくわくラジオ」が地方での公開放送の時は、廣越正久(OBアナ)が担当している。平日担当の村上アナまたは山田アナが担当する場合もある。
- 月~金曜日の「きょうも元気でわくわくラジオ」が地方での公開放送の時は、鎌田正幸(土曜わくわくラジオ・歌の日曜散歩・土曜の昼の憩い 担当)が担当する。
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- 坪郷佳英子
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- 河島康一
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- 春休み・夏休みの高校野球放送期間中(昼の憩いはFM放送とNHKワールドラジオ日本のみで放送)や特集番組が組まれる年末年始は、「わくわくラジオ」等の放送がないため、ラジオセンター待機アナウンサーが担当する。
- 2006年は夏の甲子園期間中、および年末は、河島康一が担当した。
[編集] その他
- 農林水産通信員(2006年10月2日より「ふるさと通信員」)を紹介時、東京都のみ“東京の××”で紹介し、46道府県の場合は“○○放送局の××”と紹介している。なお、津放送局のみ“三重県・津放送局の××”と紹介している。
- 2006年4月よりエンディングの氏名紹介が終了直前から、エンディングBGMが流れ始めの紹介に変更となった。