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暑さ寒さも彼岸までとは、冬の寒さは春分の頃、夏の暑さは秋分の頃には和らぎ、凌ぎやすくなるという意味の、日本の慣用句である。
実際、気象庁などの観測データによれば、この慣用句の意味するところが概ね的を射ていることは推測可能である。北日本と南日本では差はあるが、概ね春分までは降雪や積雪・凍結のおそれ、真冬日や冬日になることはあり、また秋分までは真夏日や夏日・熱帯夜になりうる。
春の彼岸は晩秋・初冬の時期である概ね12月上旬の気温、秋の彼岸は晩春・初夏の時期である概ね6月中旬の気温とそれぞれほぼ同じである。