曽々木海岸
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曽々木海岸(そそぎかいがん)は、石川県輪島市にある海岸。能登半島有数の景勝地で、国の名勝および天然記念物。海岸の背後に岩倉山が迫り込んでいたことから、「能登の親不知」と呼ばれるほどの難所として知られた。
主に流紋岩からなる岩盤が日本海の荒波によって浸食、無数の奇岩が見られる。主な奇勝として権現岩、窓岩、水門岩などの奇岩、また行者穴と呼ばれる洞門などがある。中でも窓岩は板状の岩の真ん中に窓の如く穴が開いた奇岩で、同公園のシンボル。窓岩ポケットパークが整備されており、観光拠点にもなっている。
曽々木海岸と珠洲市の境界にある垂水の滝は直接海に注ぎ込む滝である。冬場は強風のために水が舞い上がり、滝壺に水が落ちてこない。この現象は全国でも大変珍しい。
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- 国指定文化財 データベース(文化庁)
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