最上敏樹
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最上 敏樹(もがみ としき, 1950年 - )は、日本の法学者。国際基督教大学教授。国際基督教大学平和研究所所長。専門は、国際法、国際機構論。
北海道生まれ。東京大学法学部卒業。1980年に東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。1999年から2001年まで日本平和学会会長を務めた。
[編集] 著作
[編集] 単著
- 『ユネスコの危機と世界秩序――非暴力革命としての国際機構』(東研出版, 1987年)
- 『国連システムを超えて』(岩波書店, 1995年)
- 『国際機構論』(東京大学出版会, 1996年/第2版, 2006年)
- 『人道的介入――正義の武力行使はあるか』(岩波書店[岩波新書], 2001年)
- 『国連とアメリカ』(岩波書店[岩波新書], 2005年)
- 『国境なき平和に』(みすず書房, 2006年)
- 『いま平和とは――人権と人道をめぐる9話』(岩波書店[岩波新書], 2006年)
[編集] 訳書
- ピエール・ペスカトール『EC法――ヨーロッパ統合の法構造』(有斐閣, 1979年)
- スタンリー・ホフマン『国境を超える義務――節度ある国際政治を求めて』(三省堂, 1985年)