木村庄之助 (27代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
27代木村庄之助(27だいきむらしょうのすけ、1925年12月3日 - )は、大相撲の立行司の一人。
木村庄之助としての在位期間は1977年11月~1990年11月。
本名は熊谷宗吉、19代ヒゲの式守伊之助の弟子で、立浪部屋所属、岩手県盛岡市出身。行司のストライキ後に導入された行司の抜擢制度によって先輩の行司をごぼう抜きして23代式守伊之助を襲名。その後51歳の若さで庄之助を襲名した。独特の掛け声(はーけよい!のこーったのこーったのこーたーっ)が特徴で、土俵裁きも明確そのものであった。庄之助の在位期間79場所と行司定年制実施以降では最長。
弟子に木村玉治郎(5代目)がおり、その独特の掛け声を継承している。