杉山茂樹
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杉山茂樹(すぎやましげき、1959年7月8日ー)はスポーツライター。得意分野はサッカー。UEFAチャンピオンズリーグなどヨーロッパサッカーの取材歴は大変豊富で、海外の滞在日数は、年200日以上に及ぶ。
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[編集] 来歴
静岡県御殿場市出身。大学卒業後フリーライターとして執筆活動を開始。特にサッカーを得意分野とし、関連の著書も多数ある。ナショナルチームとしてはオランダ代表、クラブチームとしてはFCバルセロナなどサイドアタックを重視するチームを深く愛する(そしてフィジカル・サッカーとロングフィードを忌み嫌う)彼のサッカー批評は、客観性・公平性の点で極めて高い評価を受けており、現在最も注目されるライターの一人である。加えてヨーロッパのサッカーに精通した彼の日本代表批判・日本のサッカーファン批判の鋭さ・的確さはよく知られるところである。
また4-2-3-1や4-3-3、4-4-2など数字を多用する緻密な戦術分析にも定評があり、その理論の完成度はフィリップ・トルシエを軽く凌ぎ、しかしフース・ヒディンクには及ばないと考えられている。なお、杉山の深淵な戦術理論は「数霊術」とも呼ばれている。