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大統領(だいとうりょう、ウイグル語:?)は、東トルキスタン亡命政府の国家元首。ただし、亡命政府が制定した憲法では、国家統一の象徴として、権限が儀礼的な国家行為にのみ限定されており、実際の行政権は国会から選出される総理が有している。
[編集] 権限
- 戦時に最高統帥権を有する。
- 総理候補者を国会に推薦する。
- 総理が組織した内閣を批准する。
- 書面にて総理に理由を告げ、内閣構成員中の一ないし数名の部長を交替させる。
- 国会が採択した法律、条約を批准する。
- 外交使節を任命する。
- 外国からの使節および代表団と接見する。
- 司法部長の提起によって、減刑、特赦を行う。
[編集] 資格
- 被選挙権は、以下の条件を満たす40歳以上の東トルキスタン公民が有する。
- 堅忍不抜の意思で東トルキスタン独立の事業に献身できること。
- 東トルキスタンのために我を忘れて活動することができること。
- 大卒の学歴を有していること。
- 威信があり、民族の特性を備えること。
[編集] 選出
- 東トルキスタン公民による自由な選挙によって選出される。
- 任期、再選に関する規定は、憲法には存在しない。
[編集] その他
- 罷免に関する規定は、憲法には存在しない。
- 休暇、外遊、その他の理由で職務を果たせないときは、副大統領に全権を委任することができる。
- 任期途中で逝去した場合は、国会が新大統領を選出するまで副大統領が職務を代行する。
[編集] 歴代大統領
[編集] 関連項目