東京ぼん太
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東京 ぼん太(とうきょう ぼんた、1939年4月17日 - 1986年10月14日)は、日本の芸人、歌手、漫談家。栃木県出身。トレードマークは唐草模様の風呂敷。
作新学院出身。コメディアンを志して上京(東京の上野駅に着いた時にボーンと鐘が鳴ったことが芸名のヒントになったといわれる)。キャバレーなどを転々としたのち、1960年ごろから寄席に出演。「夢もチボーもないね」など、栃木訛りを誇張したギャグで人気を博した。しかし1976年に賭博容疑で逮捕され、長期の謹慎を余儀なくされた。晩年は不遇で、郷里の栃木県で芸能活動をしていたが深酒がたたって体調を崩し、胃がんで死亡。享年47。
「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」の優勝者に授与される唐草模様のジャケットは、東京ぼん太へのオマージュといわれる。
[編集] 主な出演
- ギャンブル一家 チト度が過ぎる
- 東京の田舎っぺ
- 恒例笑って笑って大合戦
- 奥さん!2時です
- 爆笑チャンネル
- 東京ぼん太ショー
[編集] レコード
- 「マアいろいろあらァな/東京の田舎ッペ」(1966年)
- 「浮気しないで待ってておくれ/真夏の夜」(1967年8月)
- 「涙のペケ子ちゃん/マイ・シスター」(1967年12月)
- 「われらサラリーマン/あんな男のどこがいい」(1969年7月)