東利夫
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東 利夫(あずま としお、1960年4月6日 - )は、奈良県桜井市出身の元プロ野球選手・審判。
[編集] 来歴・人物
1979年に桜井商業高校(現在の奈良県立奈良情報商業高等学校)を卒業し、ドラフト外で阪神タイガースに捕手として入団、のち内野手に転向したが一軍出場がないまま引退し、1985年にパ・リーグ審判部に入局した。審判員袖番号は6(※ 1986年から、6は1977年初採用から1985年死去まで加藤昌利がつけていた番号である。)。現在は同リーグ審判部主任である。
2006年シーズン終了時までの通算試合出場数は1575(2005年現在)、オールスターゲーム3回、日本シリーズ8回出場している。日本シリーズには目下5年連続出場中、もはや中心審判の1人となっている。大柄な体格でセンスもあり、これからの活躍が期待されるところである。
2007年4月8日のオリックス対西武3回戦(京セラドーム大阪)でテリー・コリンズ監督を退場させたが同監督は13試合目で退場という日本プロ野球のスピード記録を更新した。おかげで記録更新をアシストした審判として球史に名を残したのである。
[編集] 関連項目
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