東峰夫
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東峰夫(ひがし みねお、1938年-)は日本の小説家。沖縄県コザ市(現沖縄市)出身。沖縄県立コザ高等学校中退。
[編集] 略歴
1971年に『オキナワの少年』で第33回文學界新人賞を受賞し、同作品で第66回(1971年下半期)芥川賞を受賞。丸谷才一に見込まれ将来を嘱望されたが、その後表舞台から完全に姿を消す。30年以上の空白期間では、ガードマンや日雇い労働者として暮らしていた。2002年に『ガードマン哀歌』で久々に復活する。
主な著作として、小説では『オキナワの少年』(文藝春秋・現在絶版)、『ママはノースカロライナにいる』(2002年、講談社)がある。