東郷和彦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東郷 和彦(とうごう かずひこ、1945年 - )は日本の外交官である。元外務省欧亜局長・元駐オランダ大使。
祖父の東郷茂徳、父の東郷文彦とともに親子三代で外交官を務めた。元ワシントンポスト記者の東郷茂彦は双子の兄にあたる。
目次 |
[編集] 概略
日比谷高校を経て、1968年、東京大学教養学部を卒業、外務省に入省。駐ロシア公使・条約局長・欧亜局長・駐オランダ大使などを歴任。
外務省に強い影響力のあった鈴木宗男との深いパイプを持っていた。このため、鈴木が失脚した2002年に更迭を受ける。「ロシアンスクール」に属していた為、一期上の次官争いのライバルであった竹内行夫ら「アメリカンスクール」との確執もいわれた。退官後はライデン大学・プリンストン大学・淡江大学(台湾)などで教鞭をとる。
[編集] 著書
- 『日露新時代への助走―打開の鍵を求めて』 (サイマル出版、1993年)
[編集] 関連人物
[編集] 関連項目
カテゴリ: 1945年生 | 日本の外交官 | 人物関連のスタブ項目